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通関業の許可をいただきました。

4月20日付けで通関業者となりました関根です。また、許可申請と一緒に通関士の確認届も出していたので、通関士にもなりました。通関業者兼通関士です。私はこれを独立通関士と呼ばさせていただきます。

ちょうど10日前の4月20日に通関業監督官から「内部処理も終わり、本日付けで許可になりました。それで来週4月25日に許可交付式を行う予定ですが、ご都合はいかがですか?」と連絡が入りました。

許可交付式!?正直私も行政から『許可』という処分をされるのは初めてで、『許可』ともなると交付式なるものがあるのか?と一瞬背筋がピンとなりました。私は第一種利用運送事業の届はしておりまして、関東運輸局から登録通知書はいただきましたが、その際も地方の運輸局に取りに行くだけで交付式というものはありませんでした。

もちろんその場で返答し、4月25日の11:00交付式の約束となりました。

当日、東京港湾合同庁舎(東京税関が入っている建物)付近の10:30頃の天気は暴風雨でした。前日の天気予報で早めに出たほうがいいなと思い、いつもより1時間半も早く事務所を出たのが正解でした。バスも大幅遅延、電車も大幅遅延(ただし、ゆりかもめは通常通りでした。)で焦る気持ちと不安が重なり心配でしたが、テレコムセンター駅に着いたときは十分時間に間に合うことを確信したのでホッとしました。

10分前に通関業監督官室に到着し、通関業監督官の方々と少しお話をしまして、それから別な場所に連れていかれました。連れて行かれた場所は業務部長の部屋の応接室でした。そこで待機してから2~3分したら業務部長が現れて、また、通関業監督官の方2名も揃い、許可交付式が行われ、業務部長から手渡しで通関業許可証を受け取りました。その後、その部屋で5~10分くらいでしょうか、群馬のことやこれからどのような通関を行うのか、輸出が多いのか、輸入が多いのか等の話をし、また通関業監督官室に戻りました。

通関業監督官室に戻りますと、今までお世話になりました他の通関業監督官の方々も迎えていただき、通関士証票もそこで手渡しでいただきました。

通関業監督官の方からは、『個人事業主への許可は、東京税関では関根さんが初めてで、全国では二人目となります。』と教えていただきました。その全国で初めて許可をいただいた方は、どこの税関管轄で許可をいただいたのかはわかりませんが、とても苦労したのではないかと思われます。

私は開業して6年経ちますが、開業当初から通関業監督官には通っておりました。はじめは、『業務量が少ないから通関業としての経営の基礎が確立していない』、2年後には、『専任の通関士は通関業務しか行えないのに経営も、経理も、営業も、関連業務も関根さん一人で行う場合には許可は難しい』、4年後には、『意気込みはわかるけども・・・』等々。ただし、私には通関業法は個人の申請を拒む法律ではないことは分かっていたので、絶対に諦めない気持ちでいました。

時代は変わっていると思います。会社や団体も組織で嘘をつくニュースをよく見ます。今後は、会社に所属せず、通関業務の本質で仕事ができるように、通関士が会社に縛られる通関士ではなく、独立した通関士として仕事ができるようになればいいなと考えております。

これからも実名顔出しでどんどんブログやSNSで発信していきたいと思います(もちろん業法19条(守秘義務)違反はしません。)。私たちには言論の自由がありますから。


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